コエンザイムQ10の還元型と酸化型の違いは何?

サプリメントを試している方々にとって、コエンザイムQ10はとても馴染み深い物でしょう。
そのコエンザイムQ10ですが、還元型と酸化型があることをご存知でしょうか?
比較的安価なコエンザイムQ10サプリメントは酸化型であることが多く、高価なコエンザイムQ10サプリメントは還元型であることが多いです。
今回は還元型のコエンザイムQ10に焦点を当て、還元型の向き不向きについて、皆さんにご紹介させていただきます。

還元型と酸化型の違いは何?

違いは、下記のとおりです。
  • 還元型
    抗酸化作用を持っている状態のコエンザイムQ10。
    活性酸素に対して抗酸化力を発揮したり、細胞の活性化を促すことが出来る。

  • 酸化型
    すでに抗酸化力を発揮し、細胞の活性化を促した後の状態。
    酸化型のままでは、還元型のような効力は全く発揮できない。
    しかし、他の抗酸化力を持った栄養素の助けを借りて、還元型に戻ることが出来る。
つまり、還元型が細胞のために仕事をすると、酸化型に変化します。
酸化型のままでは、細胞の活性化を促したり、毒素である活性酸素の働きを抑止することは出来ません。
しかし、他の抗酸化力を持った栄養素の助けを借りることができれば、元の還元型に戻ることが出来るのです。
※他の抗酸化力を持った栄養素の代表格は、ビタミンEなどです。

このように、コエンザイムQ10は「リサイクル可能な物質」であると表現できます。
酸化型が安価な理由は、還元型に戻るために、別の抗酸化力を持った栄養素の力が必要になるからです。
酸化型から還元型に戻るためには、コエンザイムQ10以外の抗酸化力を持った栄養素が必要・・・ということは、コエンザイムQ10のために、せっかく摂取した栄養素を使ってしまうデメリットがあります。
つまり、本来は栄養素として役立つはずの物が、コエンザイムQ10のために使われてしまうわけですね。

最初から還元型のコエンザイムQ10を摂取していれば、他の抗酸化作用を持った栄養素も一緒になって働いてくれます。
そう考えるならば、値段が高いデメリットはありますが、人間の体には還元型の方が有利なのです。

酸化型も工夫次第

酸化型よりも、還元型の方が体に負担がかかりにくく、扱いやすいコエンザイムQ10ですね。
しかし、酸化型でも、ビタミンEを多く含む食材と一緒に摂取するなどの工夫をすれば、体内でのエネルギー変換は回避できませんが、還元型のコエンザイムQ10に効率よく戻せそうです。

金銭的なリスクも考えながら創意工夫し、自分に有った飲み方を見つけてみるのも、サプリメントの楽しみの一つではないでしょうか。