コエンザイムQ10は体内で合成ができる?

アンチエイジングとくればコエンザイムQ10といわれるほど、健康食品として人気の高いコエンザイムQ10。
インターネットだけではなく、書籍にもその優れた効能を紹介する記事が溢れています。
それらの記事の中で紹介されている内容として、「コエンザイムQ10は体内で合成されている物質」と多くの記事に記載されているのですが、具体的には何処に存在しているのでしょうか?
皮膚?それとも筋肉の中でしょうか?
そこで、今回は、コエンザイムQ10が本当に体内で合成されているのかどうかを含め、人間の体内の何処に存在しているのかを、皆さんにご紹介させて頂きます。

コエンザイムQ10についておさらい

人間の体は、およそ60兆個の細胞で成り立っています。
髪の毛から足の先までの全ての部位です。
それらの細胞全ては、常にエネルギーを消費しながら活発に活動しています。
手も足も、見えない内臓も全て同様です。
つまり「人間が元気でいられる」とは、「人間を構成する細胞が健康である」と同意味であると理解して頂けるはずです。

その細胞たちは、酸素を利用して栄養素を燃焼させる事でエネルギーを生み出し、自らの活動エネルギーとして利用してます。
この時、酸素による栄養素の燃焼をサポートする役割を担っているのがコエンザイムQ10です。
この働きは、コエンザイムQ10が潤滑油等に例えられる所以であり、多くは「補酵素」という単語で紹介されています。

燃焼させるために必要な燃料

栄養素を燃焼させるために必要な燃料を「酵素」と呼びます。
酸素を利用して栄養素を燃焼させるために必須の物質です。
補酵素は、その燃焼を促進させるために利用されています。
酵素も補酵素も同じ「酵素」、ならば当然同じ場所、細胞内で合成されているわけです。
人間を構成する60兆個の細胞。
つまり、髪からつま先までの全ての細胞の中で合成されている事になります。
では、どのように分布しているのでしょうか?

一番含有量が多いのは心臓

コエンザイムQ10は体中に分布していますが、一番多く含まれているのは「心臓」です。
補酵素は、酵素が酸素と栄養素を燃焼させるときに活用されるもの。
それはつまり、活発に細胞が動いている場所で活用されるもの。
人間の体の中で常に力強く動き続けているのは心臓です。
心臓の動きが鈍ってしまうと、重篤な状態になりかねません。
そう考えると、動き続けている心臓に補酵素が集まっている事実は合点がいきます。

さらに、腎臓、肝臓、肺にも比較的多く補酵素が合成されているとの事。
どれも動き続けている重要な臓器ですから、当然と言えば当然です。

このように、コエンザイムQ10は、人の生命維持に極めて重要な臓器で多く合成されて活用されているのです。

合成量が少なくなると心配・・・

重要な臓器で合成されているからこそ、その合成量が減少するのは余計に心配になります。
だからこそのサプリメントです。
定期的にコエンザイムQ10を摂取する事で、その不安を少しでも解消できるのであれば、続けた方が良いに決まっています。
いつまでも健康的な細胞で、エネルギッシュに生活したいものですね。