コエンザイムQ10の働きと分布

健康食品として多くの種類が販売されているコエンザイムQ10。
実は、その研究が始まったのは1950年代です。
そこから現代に至るまで、様々な効果・効能が発見され、その技術がサプリメントや医薬品として活用されてきました。

改めてコエンザイムQ10とは

人間の体内で繰り広げられる生命維持活動。
その生命維持活動は、細かく見れば細胞の生命活動に他なりません。
細胞の生命活動のために働く物質が「酵素」です。
その酵素が円滑に働けるよう、潤滑油としてサポートする立場にある物質を補酵素と呼びます。
補酵素はいくつかの種類があり、そのうちの一つがコエンザイムQ10です。

コエンザイムQ10の色は、黄色とオレンジ色の中間色。
そして、その形は結晶状です。
無臭で水にほとんど溶けない性質を持っています。

コエンザイムQ10の働き 体内でエネルギーを作り出している場所は何処なのでしょうか? その場所は細胞内のミトコンドリアです。
ミトコンドリアは、細胞1つの中に50〜200ほど存在し、人間の活動エネルギーの95%ほどが、このミトコンドリアで作り出されています 95%ともなれば、「人間のエネルギー製造工場」と表現しても言い過ぎでは無いほどです。
コエンザイムQ10は、その製造工場で働いています。
つまり、コエンザイムQ10は、ミトコンドリアの中に存在しているのです。

コエンザイムQ10の分布

ミトコンドリアの中に存在するということは、全身の細胞の中に存在するということです。
しかし、その濃度は一定ではありません。
人間の体の中で、特にエネルギーを必要とする部分に集中して存在します。
一番多いのが「心臓」です。
続いて「腎臓」、「膵臓」、[肝臓」、「肺臓」、「脳」と続きます。
常に動き続け、働きが弱まると生命維持に支障をきたす臓器に集中しているのがわかりますね。

人間の体に何かしらの不調が訪れた時、その部位に含まれるコエンザイムQ10が減少していたとの研究結果が発表されています。
心臓病疾患の患者のコエンザイムQ10量を調べた所、全ての患者の含有量が少なくなっていたそうです。
その結果を含み、コエンザイムQ10は医薬品としても開発が進み、心臓病疾患の薬として活用されました。

継続することが重要

人間の細胞活動に必要な、重要な物質であるコエンザイムQ10ですが、摂取したからといって急に体に影響がでるわけでは無いとの事。
コエンザイムQ10を毎日継続して摂取することで、必要な場所に補われ、酵素によるエネルギー生成をサポートするようになります。
何事も継続は力なりですが、コエンザイムQ10は特に適量を継続することが重要といわれています。